自動車検査登録制度を省略した言葉です。法律で決まっている保安基準と一致しているかどうか、車両検査を通して確認します。2年に1回（もしくは3年に1回）受ける必要があり、車検切れの状態で公道を走ると、道路運送車両法違法になります。そして、車検が切れた場合は仮ナンバーと呼ばれる臨時運行許可証を取得するなど、少し手間がかかる対応をしなくてはいけません。

車検は今後も安心して運転できるように、また、車のトラブルを未然に防ぐために実施します。自動車部品の多くは消耗品のため、長年走行していると見えない部分が劣化している可能性があり、そのまま運転を続けるのは危険です。

特に、エンジンやブレーキといった重要な部分のトラブルは事故を引き起こす可能性が非常に高くなります。だからこそ、定期的に車検で保安基準と一致しているかどうか、確認する必要があるのです。また、自動車の安全確保だけではなく、大気汚染の予防なども車検の目的と考えられます。

軽自動車の車検も普通車と大体同じです。必要な書類もほとんど一緒で、違う点といえば受ける場所、検査ラインの順番くらいでしょう。普通車の場合は排ガス検査を最後のほうに行いますが、軽自動車の場合は比較的最初のほうで行います。もちろん、全てがこの流れというわけでありません。車検を受ける場所によって検査ラインの順番が同じところもあります。

カーライフを満喫するためには定期的な車検が必要不可欠です。車検証の有効期間をしっかりと確認し、忘れずに受けるようにしましょう。

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